ヘルメットを被る時、フルフェイスなら問題ないんですが、ジェットヘルメットだと首元から顔全体が露出します。
ジェットはそれが気持ちいい、というのもあるんですが、時折適度に隠したいというときも…。
今回はそんな時に活躍してくれるアイテム、ネックチューブをご紹介します!
ジェットの必需品?!
こちらは「エイジオブグローリー」のネックチューブ。
バイク用のネックチューブって結構ありますが、基本どれも企業ロゴがデカデカと入っていたり、デザインに富んだものって意外と少ないんです。
冬場はネックウォーマーも使えますが、日中は暑かったり、息苦しかったりするので、その点ネックチューブはバイク用として作られているだけあって使いやすいです。
肌に触れる裏地はなめらかな質感となっています。
広げると首元から顔を覆える大きさなので結構でかいですが、生地自体は薄いので畳むとポケットにも入れておけるサイズになります。
使う際はヘルメットを被る前にネックチューブに首を通し、口元を覆います。
ヘルメットを被る時にどうしても少し下にズレてしまうので、顔側と後頭部側両方とも被る前は位置を上げておくと後々スムーズです。
被ると結構タイトに見えますが、変な圧迫感も無いし、呼吸も普段と同じようにできます。
ヘルメットを被ると目元以外は完全に隠れるので気分はフルフェイス並み!
目元もゴーグルを付けてしまえば露出している部分は完全になくなるので、それだけで雰囲気出てきます。
実際走ってみても風でバタついたりもしないし、肌寒い温度でもネックチューブだけで結構温かいです。
便利なところは数々!
ネックチューブはファッションの一部として見られがちですが、実は機能としてもしっかり便利なのが凄いところ。
1. 暖かい
まず第一に秋冬のライディングにぴったりな暖かさ。
肌寒い秋から冬の日中など、個人的には5度以上の環境ではこれだけでも余裕なくらい暖かく使えました。
真冬の深夜なんかはネックウォーマーのほうが良いかもしれませんが、ネックウォーマーって生地が分厚いので頭とヘルメットの間で挟まってこめかみ部分が痛くなるなんてこともあります。
ネックチューブはその点薄くて肌にフィットするので長時間していても全く問題ありません。
2. 防塵
次にかぶるだけで防塵できること。
ネックチューブは元々60年代〜のモトクロス、まだフルフェイスがなくジェットヘルメットしかなかった時代に前を走るバイクの泥除けや舞う砂埃を吸わないために生み出されたもの。
現在でもその機能は簡易的ではありますがしっかり活きていいて、モトクロスやダートトラックなど砂埃が舞うところで使っていても砂をほとんど吸い込みません。
朝から晩まで砂埃の中で走っていると、後半喉が痛く、ガラガラすることがありますが、走行中ネックチューブを付けているだけでもしっかり防塵効果はありました。
2. 防風
もう一つ、走行風を適度に防いでくれること。
一度3日で2500kmバイクで走るツーリング企画をやった時、フルフェイスを被ってたんですが、後半の方は巻き込み風でさえ敏感に感じてしまい、風が吹いていると巻き込み風の量が変わるのでそれもストレスでした。
そこでネックチューブを使ってみると、風が来ることには来るんですが、肌に直接触れるのではなくネックチューブを間に挟むので、結構びっくりするくらい違いました。
高速で100km巡航しているときに巻き込み風に吹かれても全く問題なく息ができるし、首元も守られているので小さな虫が飛んできても痛くありません。
良さがわかるとずっと使ってしまうアイテムなので、ジェットヘルメットの方、フルフェイスでも口から首元が気になる方はぜひ使ってみてください!