バイクに乗る上でいざというときのために備えておきたいプロテクション。
ライディングウェアを着ておけばプロテクションが装備されていますが、ウェアに縛られず好きな格好で乗りたい!という方もいるはずです。
そんなときに便利なのが服の下に着れるインナープロテクター。
イギリスの老舗プロテクションメーカーKNOXから新しいプロテクターシャツが登場しました!
ライトに着れるけどフルプロテクション
アクションプロは風通しの良い涼しい生地に肘、肩、背中にプロテクションが付いたプロテクションシャツです(別売りの胸部プロテクターも取付可能)。
以前からあるアーバンプロに似ていますが、アクションプロはアーバンプロのライト版という立ち位置。
形はジャケットですが、着ている感覚としてはジャケットほどの分厚さはなく、メッシュ生地のロンTを着ているようなライトさです。
生地自体に伸縮性があるのでタイトなサイズを選んでもちょうどよく体にフィットしてくれます。
両サイドにジャケットと同じく小物が入るポケット付き。
なのでそのまま着て貴重品だけ入れて走ることもできます。
胸にも片側のみポケットを装備。
財布、カード、小物くらいなら全部のポケットを使ってカバンを使わずに収納できそうです。
しなやかに動く秘密
アクションプロは着ていてもプロテクションが入っているとは思えないほどしなやかに動いて体にフィットしてくれます。
僕はアーバンプロをずっと使っていたのですが、アクションプロのしなやかさはアーバンプロ以上でした。
その秘密はプロテクターにあるんです。
KNOXのマイクロロック素材でできているプロテクターですが、それはアーバンプロも同じでした。
ですがアクションプロのプロテクターは同じ素材なのに通常時の柔らかさ、しなやかさが違うため着ていてもプロテクターの位置がわからないほど!
マイクロロックは通常時は柔らかく、衝撃が加わったときに固くなる素材です。
蛇腹の構造や薄さなどが見直され、また次の次元で着やすいプロテクターとなっています。
重ね着しても違和感なし!
アクションプロを着た状態で上からパーカーを着ると着ているのが全くわからないレベルになります。
着ている側としてもいつも着ていてちょうどいいサイズのパーカーですが、特段キツく感じるということもありませんでした。
薄さもですが、しなやかに体にフィットするプロテクターの影響が大きいと思います。
強いて言うなら肘周りは多少太くなったと思います。
ですが言わなければわからないレベル。
取り回しがキツくなったとか、動きにくいなどもありませんでした。
涼しい夏ライディングもバッチリ!
アクションプロだけを着てバイクに乗ってみるとメッシュ素材なのでかなりの涼しさ!
真夏はアクションプロだけでツーリングなども良さそうです。
ですがアーバンプロと比べるとアーバンプロはメッシュの穴一つ一つが大きく、風をそのまま通しているのに対し、アクションプロはメッシュ素材を通過して中に風を通しているのでアーバンプロの方が涼しい感じがします。
そのままでも十分使えますが、アクションプロは重ね着したときに最も良さが活きると思いました。
薄さといい、しなやかさといい、重ね着するものを選ばず使えると思います。
真夏はもちろん、冬も重ね着して使えるので、いざというときに備えたプロテクションが欲しい方はぜひ一度着てみてください!