バイクに乗る時、車体に荷物を積むラケッジがついてればいいですが、一番簡単なのはライダーがリュックを背負うこと。
バイク用のリュックって様々ありますが、専用品とだけあって防水だったり、バイクで役立つ機能がたくさんついてます。
今回はそんなバイク用リュックの2種類を比較検証していきます!
カジュアルさナンバー1 「KNOXラックサック」
KNOXのラックサックは見ただけじゃとてもバイク用には見えないくらいカジュアルなデザイン。
ストリートバイクにはもちろん、基本どんなバイクで使っても違和感なく馴染むリュックです。
容量は25リットル。
防水仕様なので、各部のファスナーや開け口は防水処理が施されています。
一番大きなメインの荷室は袋状になっていて、日常使いならPCでもカメラでも小さなキャンプ道具でも一通り入る大きさです。
外側にはセンターと両サイドに計3個のポケット付き。
平べったいので分厚いものや大きな物は入りませんが、財布やドリンクなどすぐ取り出したい小物は一通り収納できます。
ガチな絶対的性能「ENDURISTANハリケーン」
オフロードラゲッジメーカー、エンデュリスタンのハリケーンバックパック。
エンデューロ走行やアドベンチャーなど、かなりハイレベルなライディングで使う想定のため、バイク用品らしいガチ感あふれるデザインです。
一見リュックだけ見るとガチすぎて普段使いは無理?と思いますが、案外このガチ感が登山用品みたいな感じでカジュアルな服やバイクに合わせてもしっくり来るんです。
容量は同じく25リットル。
エンデュリスタンの製品は全て防水防塵仕様。
水だけでなく塵や砂まで防御するという見た目だけじゃなく性能もしっかりガチなんです。
ハリケーンはポケットは少なく、メインの荷室内にPCが入るスペースがあったり、小物入れがあったりとビジネスバック的なレイアウト。
財布などのすぐ取り出したいものもメインの荷室にしか入りませんが、小物を入れておけるポケットが内側についてます。
キーホルダーや工具やペンを引っ掛ける機構もあるので、使い方次第では様々応用できそう。
背負っている側の上に外側唯一のポケットがあります。
ただ入り口が細く大きなものは入らないので、キーケースやカードケースなど小さいものを入れるのには便利です。
KNOXラックサックの良いところ
僕は今回のラックサックとハリケーンどちらも長らく愛用しています。
まずはラックサックの良いところ、背面にヘルメットホルダーが付いてるんです。
バイクを降りてヘルメットを持って移動することが多い僕にとっては結構便利!
他にもこんなカジュアルな見た目なのに前面でショルダーハーネスを固定するストラップが付いているとこ。
街中ではあまり使いませんが、高速やワインディングなどを走る時に結構便利です。
エストレアやSRなどのストリートバイクと相性ぴったりなラックサック。
容量的にもかなり余裕があるので普段使いだけでなく幅広く使える汎用性の高いリュックです。
ちなみに今まで何度も雨の中使ってますが、外側の布が濡れるだけで中身はどれだけ走っても濡れませんでした(外側のポケット内は少し湿る)
ENDURISTANハリケーンの良いところ
次にエンデュリスタンの良いところ。
とにかく拡張性が凄いです。
サイドのストラップで荷物を縛れたり、他の製品を付けたり、大きさを調整できたり、使い方や使い手によって様々な応用ができるんです。
一番気合いを入れてハリケーンに積載したのがこちら。
別売りのROKストラップを使って寝袋やテント、キャンプチェアを外側につけて内側に細かいキャンプ用品を入れてこの一個でキャンプを完結させました。
他にもショルダーストラップの本気具合いも気に入ってるポイント。
止めるとX字になって上半身に覆いかぶさるように固定されるので、これにヒップハーネスまで付けたらライディングによるズレなんて微塵も感じません。
オフ車との相性はまさに最高。
そのために生まれてきた製品だな、と思いますが、このガチ感は案外リッターSSなどのフルカウル系でもハマるので重宝してます(もちろん全てではありませんが)。
こちらも今まで何度も雨の中走ってますが、浸水は一度もなし。
湿るとかも一切ないので、防水性だけで言えばラックサックよりも上かもしれません。
まとめ
今回の2つやそれ以外もバイク用リュックを使ってみて思ったのは、やっぱりどの製品もバイク用として設計されているものはバイクに乗りやすいです。
背負っているときのハーネスの角度や垂れ下がり方、厚みや大きさなど細かい所ほど普通のリュックとは一味違うんです。
結局ほぼ毎日バイクに乗る僕はハリケーンを一番愛用しています。
防水性はもちろん、荷物も適度に取り出しやすいので普段使いもツーリング使いでもどちらでも便利。
バイク用リュックは様々な種類があるのでライダーの皆さんそれぞれのバイクライフに合ったリュックを使ってみてください!