エンデュリスタンのタンクバック、サンドストームシリーズ。ツーリングから本格アドベンチャー、エンデューロまで幅広く使える便利なアイテムですが、車種限定品ではないため装着の仕方がちょっとだけ特殊。今回はサンドストームシリーズの正しい付け方を解説していきます!
ストラップは前後で各2本
サンドストームの固定方法は前後2点づつ、計4点で前後に引っ張り合って固定します。この機構はサンドストーム全てのモデル同じです。ちょっと複雑なのが車体の前側、ステム周りに取り付けるストラップ。
まずはこの部分を詳しく解説していきたいと思います。
ステム側ストラップの取り付け
こちらがサンドストームに付属しているステム側に取り付けるストラップ。写真の通り、広げるとAの形をしています。
取り付ける際は真ん中のバックルを取り外してフリーの状態にしておきます。
1本になったストラップをステムの下側に回して固定するため、写真のようにフロントフェンダーを避けてステムの下側へと回します。
回してくるとこんな感じ。
ストラップは左右でオス・メスが違うので、車体右側にストラップのオス、車体左にメスが来るように回します。
ここまで来たら最初に取り外した中央のバックルを連結し、ステムを上下で挟み込む形で固定します。
こうすることでサンドストームを車体から取り外してもストラップは車体側に固定された状態で残るため、取り外しが安易になります。
ある程度長さを合わせてストラップを締めていきます。締めるとストラップが余るので…
ストラップについているゴムバンドでまとめます。まとめておかないとライディング中なにかの拍子で巻き込んでハンドルが切れなくなってしまったり、予期せぬ自体が発生する可能性があるのでならべくコンパクトになるようにまとめておきましょう。
サンドストームを車体に合わせ、バックルを連結して固定していきます。このときハンドルを左右に切ってハンドルにサンドストームが当たらないくらい、クリアランスを保った状態で固定します。
これでステム側の取付は完了。ストラップの長さを変えて位置を微調整していきます。
写真のようになっていれば正解です。ちなみにアドベンチャー用のサンドストーム4Aにはバックルがタンクに当たって傷が付かないようバックルの下にあて布が付いています。
後ろ、フレーム側バックルの固定
後ろ側に引っ張るストラップはサンドストーム本体に付いているので、車体側にはバックルのメスを取り付けるだけ。取り付けは付属の結束バンドを使います。
車体の真下ではなく、斜め後ろ方向にテンションがかかるような位置に取り付けるのが理想。バックルを裏返しの状態で差し込む事になりますが、ストラップが捻れないように裏返しで差し込むのが正解です。
サンドストーム側についているストラップは長さ調整はもちろん、一部ROKストラップと同じゴムになっているので手で引き伸ばしてバックルを固定すると十分にテンションを掛けることができます。
取り外しもバックルを外すだけなので簡単。サンドストームシリーズは様々なサイズがあるので、オフロードバイク、アドベンチャーバイクに乗っているなら是非使って欲しい便利なアイテム。愛車にカッコいい積載を装着してみましょう!
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