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KNOX最高峰グローブのストリート版!「ハンドロイドPOD」を色んなバイクで使ってみてインプレッション!

前回記事:KNOX最高峰グローブのストリート版!「ハンドロイドPOD」は男心くすぐるツーリンググローブ

レースでも活躍するKNOXの最高峰モデル、ハンドロイドのストリートバージョンが「ハンドロイドPOD」。前回はこのグローブの概要と細かい装備などを詳しく紹介していきました。今回は実際にしばらく使ってみてどうだったかをインプレッションしていきます!

使い始めてすぐ手に馴染む

レザーグローブは耐久性があって長持ちしますが、使い始めて最初の頃は自分の手の形に馴染ませるのが時間がかかるもの。「ハンドロイドPOD」もそうなのかと思ってましたが、使い始めて3日目には全体的に柔らかくなってすっかり馴染んでくれました。見た目的にはゴツいレザーグローブですが、案外使ってみると布グローブと同じくらいライトに使うことができます

袖口が短くなっている分、基本どんなジャケットにも合わせやすかったのが最初に感じたポイント。レーシンググローブのように袖が長いとそれを想定したジャケットじゃないと袖口がゴワゴワしますが、「ハンドロイドPOD」は合わせやすい丁度いい長さです。

最初だけ若干重い?

バイクの運転で一番動かすであろうクラッチ操作。特に大型バイクともなると操作の感覚がかなりシビアになってくるのでグローブの操作性が要になってくるポイントです。使い始めてすぐツーリングに行ったんですが、最初だけクラッチ操作がいつもより重く感じたことも。しかし翌週には馴染みきって重さはなくなっていましたが、最初はレザーだけでなくエクソスケルトンシステムにも多少の馴染みがあるようです。

握った時のダイレクト感が特徴!

しばらく「ハンドロイドPOD」を使い続けて、一度他のグローブを使ってから改めて気づいたのが手のひら側のダイレクト感。普通グローブって厚手であればあるほどレザーや内装パーツが分厚くなるので、装着したままハンドルを握るとグローブも一緒に巻き込んで握ることになります。冬用グローブとかは分厚いので特に激しいですよね。

しかし外側はこんなにゴツゴツしているグローブなのに、ハンドルを握った時の感覚はレザー1枚分しか厚みを感じないダイレクトさ。もちろん握り方や握る場所によって変わりますが、一番ハンドルを握り込むのは滑り止めのカンガルーレザーが付いている部分なので変に滑ったりもしないし、握り心地抜群。さすがレーシングモデルから生まれたグローブとだけあって、見た目だけでなくしっかりライダーが運転しやすいように設計されているのも「ハンドロイドPOD」の強みです。

この機能にしてはシンプル?!

2ヶ月弱ほど使い続けてみた結果、「ハンドロイドPOD」は使いやすい便利なグローブ、というよりはプロテクターメーカーの本気を詰め込んだ高性能ツーリンググローブだと思います。一般的にレースで使うようなグローブって、ナックル部分に金属パーツが使われていたり、各指部分もプロテクターが入るため、ツーリングのようなシチュエーションでは使いにくいことがあります。当然ハンドロイドもそれと同じレベルにあるグローブですが、金属パーツが使われそうな部分は「エクソ・スケルトン」を導入していたり、保護性能に振りすぎて操作しにくくなってしまう部分をうまく別の方法で回避しています。「ハンドロイドPOD」はレース仕様のショート版であっても、運転のしやすさはツーリンググローブと変わらなかった。普段サーキットを走っているライダーや、ツーリンググローブ以上に保護性能や運転のしやすさを求めているライダーにはぴったりなグローブ。レーシングで必要なレベルの性能がツーリングレベルでもうまく扱いこなせる、そんな考え抜かれたグローブでした。

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