シャツ感覚で着れるプロテクターとして人気のアーバンプロ。
プロテクターメーカーKNOXの集大成となっているアイテムです。
そこで今回はアーバンプロは本当に守ってくれるのか、コケまくって検証してみることに。
意図的にコケるのではなく、フラットトラックの練習に使って検証してみました!
コケまくり体当たり検証
フラットトラックとは楕円状のオフロードオーバルコースを走る競技。
日本でも様々なライダーが楽しんでいます。
以前からいつかはやってみたいと思っていて、半年前ついにFTR223を入手して始められることに!
本来ならプラスチックのプロテクターを着込むんですが、だったらアーバンプロでも行けるんじゃないか?ということで初回からずっと愛用してきました。
写真はオーバルコースではなくスライド練習中の様子ですが、フラットトラックはまずリアタイヤが滑る感覚、滑りをコントロールする感覚に慣れるまではコケまくります。
本来ならそんなにコケずにうまくなれるのかもしれませんが、僕は当たって砕けろという思考なのでとりあえず全開で突っ込んで体に感覚を覚えさせたいタイプ。
もう確実に200回以上はコケてます笑。
慣れてきてからはスライドしてコケているので写真のように体が残っていますが、最初の頃は立ち上がりで調子に乗ってスロットルを開けてハイサイドをくらい、吹き飛ばされて右肩から落ちたことも。
しかしそれでも大きな怪我は一度もありません。
アーバンプロは四方八方から体を守ってくれました!
マイクロロックプロテクター採用
コケまくっているせいで砂埃だらけですが、こちらがいつも愛用しているアーバンプロ。
真冬の練習ではこれの上に一枚オフロードジャージを羽織り、暑くなり始めてからはアーバンプロだけで走ってます。
メッシュになっているのでアーバンプロだけ着ているときは半袖以上に涼しいです!
肩と肘はマイクロロックプロテクター搭載。
なんだかんだ一番地面に打っているところですが、一度も怪我なし。
マイクロロックなので普段は柔らかくしなやかに体にフィットしてくれて、衝撃が加わると固くなってプロテクションしてくれます。
背中にも上から下まで大きなマイクロロックプロテクターが入っています。
背中全体を覆うくらい大きいんですが、しっかり通気できるようにプロテクター側もところどころ穴が空いているので蒸れません。
肘、肩以上にマイクロロックのしなやかさが活きていて着ていても体を思いっきり動かせるくらい、体にフィットして動きに合わせてくれます。
別売りですが胸部プロテクターも搭載。
こちらもマイクロロックになっていて、マジックテープで固定されています。
ハンドルに体を打ちつけそうになった時何度助けられたことか…。
どうせアーバンプロを使うなら一緒に購入しておいたほうがいいアイテムです。
着ぶくれしない
写真はアーバンプロを着て上からジャージを着ています。
普通オフロードのプロテクターってもっと着ぶくれするというか、明らかに中にプロテクターを着ているフォルムになることが多いんですが、アーバンプロは下に着ていても言わなければわからないくらいコンパクト。
ガッチリプロテクターが入っているのに上から一枚着てしまえばわからないくらいスマートに着られるんです。
フォルムはもちろんですが、この点では通常時は柔らかいマイクロロックがいい仕事をしていると思います。
グローブも使いやすい
練習ではアーバンプロと合わせてKNOXのOR3を使っています。
ナックル部分にプロテクターが入っていて、手のひら側にはKNOXのSPSシステムを搭載。
いざコケたときもしっかり路面をスライディングしてくれてます。
BOAシステムを採用しているので脱着がめちゃくちゃ楽!
ハードな練習にもピッタリのグローブです。
おかげで怪我なくかなり上達した!
コケまくって半年、最近ではようやくまともにスライドできるようになってきました!
アーバンプロを着ていなかったらここまで来るのに何本骨を折っていたことか…。
ハイサイドで吹き飛んだ時なんかはギャラリーから「あそこまでコケてもまだやるんだ…」と引かれていたことも…笑。
それくらい派手にコケてもアーバンプロは守ってくれます。
もはやアーバンプロを着ていれば無敵すぎてコケるのが全く怖くないという麻痺感覚になっているかもしれません笑。
噂文句は伊達ではなく、シャツ感覚で着れる気軽さなのにしっかり守ってくれるので、フラットトラック以外でもこれからスポーツライディングにチャレンジする方には絶対オススメ!
絶対に怪我しないというわけではなく、コケ方によっては可能性もありますが、それでもリスクを圧倒的に減らせるアイテムだと思います。
アーバンプロの実力を身をもって体感できました!