70年代のビンテージモーターサイクルカルチャーを元に展開するエイジオブグローリー。
グローブやジャケットなど様々なバイク用アパレルを出していますが、ライディングパンツもラインナップしています。
今回はライディングパンツ、デザートをご紹介します!
70sモトクロスモチーフのパンツ
今回はモトクロスでしばらく使ってみました。
デザートは見た目はビンテージテイストですが、中身は結構現代的なライディングパンツ。カラーはサンドカラーで他にもブラックカラーがラインナップされています。
適度なゆとりはありますが、パンツ自体は多少タイトなフォルムになります。身長170cmの僕は普段パンツを履く時32インチでベルトをしてますが、今回のデザートは30インチを使用。ストレッチが効くので無理のないピッタリなサイズ感です。
ベルトがなくても落ちてきませんが、ジャンプなど激しい動きをすると流石に落ちてくるのでベルトもしてます。
一応ライディングパンツという立ち位置ですが、基本構成はビンテージのモトクロスパンツのような作りなので、サイドにはキルト縫製のヒップパッドがついてます。デザインとしてもかっこいいし、コケた時にしっかり衝撃を和らげてくれました。
サイドには本皮スウェードが採用されていて高級感のある質感に仕上がってます。
膝上は蛇腹構造になっていて、生地自体にもストレッチがありますが、頻繁に動かすヒザはさらに動かしやすい仕様に。
ビンテージ風のパンツですが、徹底的にバイクに乗りやすいように考えられています。
膝部分には外から出し入れできるプロテクターを搭載。CE規格のプロテクターが付いてきました。
アジア体型じゃ位置が合わないかな?と思いきや、欲しい位置にプロテクターが来るようになってました。
一般的なパンツのようなサイドのポケットはなく、前側に片側ずつファスナー付きのポケットが付いてます。スマホやカードケースなど小物を入れるのに丁度いいサイズ感。
膝下から裾にかけてはキルティングになっています。多少のクッション性がありつつ、ブーツインしても邪魔にならない分厚さ。むしろブーツとのフィット感は増したように感じます。
インパクトゾーンにケブラー採用
実はこのパンツ、裏側はメッシュ素材となっていてインパクトゾーンにのみケブラー生地を採用しています。
前側はヒップパッドから膝下にかけてケブラーが入ってます。
後ろもヒップ全体と膝裏にかけて入ってます。
結構大きな範囲で入っているので、万が一のときでもしっかり守ってくれるんです。とても履いた見た目だけでは伝わってこないハイテクさを兼ね備えています。
履きやすいし、保護性能も◎
カッコだけじゃなくて性能もしっかりしてるのがこのパンツのよくできているところ。実際モトクロスで使ってますが、ライディングもしやすいし、何より安心感が抜群に高いです。
ただ気になるのは結構分厚いパンツなので夏場はキツイんじゃないかと思ってました。しかし実際使ってみると涼しくはありませんが、適度に通気してます。
中はメッシュだし、汗をかいても中で張り付いて動きにくくなったりしないので想像以上に快適です。
実はデザートを履いて何度か転倒したことがありました。ハイスピードで路面をスライドしたり、コーナー進入で滑ってそのままコケたり。
いろんなコケ方をしましたが、プロテクターが守ってくれて怪我もしないし、デザートも無傷。モトクロスパンツとして十分な保護性能を持ってます。
もちろん公道でも使えるパンツですが、個人的には公道ではオーバースペックなのかなとも思います。
ガッツリモトクロスしても不自由ない性能なので、アスファルトを走るだけでは活かしきれませんが、林道ツーリングやオンオフ混合アドベンチャーツーリングなどにはピッタリ!
走っている時のスタイリングは完璧なので、スタイルと性能の両方を求めているライダーにおすすめです!