小物入れ、スマホマウントとしてハンドルの中央部にマウントできるハンドルバーバック。
オフロードバイクに取り付けできて、雨や泥の中などハードな環境でも耐えられる性能を持っている防水防塵ラゲッジです。
今回はそんなハンドルバーバックのサイズを比較していきます!
S,Lサイズ比較
Sサイズ
0.9Lと小物収納できるサイズ感のSサイズ。
排気量でサイズが変わるわけではありませんが、Sサイズはスマホホルダーが少し分厚いくなったくらいの大きさなので、250〜400前後クラスに取り付けると収まりが良いと思います。
上面には内側からスマホを入れて確認できるスクリーン付きです。
内部はフタ側にスマホを入れることのできるポケットと、その他にネットのポケット収納があるので、小さめのモバイルバッテリーを入れたり、車載工具で足りない工具を収納することができます。
止水ファスナーとなっていますが、全体を囲う形でリブが付いており、真横から水がかかったとしても内部には浸水させない仕組みとなっています。
横:約15cm 縦:約10.5cm 高さ:約5.5cm
小型のキーケースを入れてみるとすっぽり入りました。
まだ高さには余裕がありますが、横幅と縦幅はほぼピッタリなので、キーケースとカードケース、小型のモバイルバッテリーなど、普段ポケットに入れるような小物をまとめて収納して手ぶらで乗れるのに便利な大きさです。
Lサイズ
Sサイズでは収まりが良かったですが、Lサイズとなると400クラスのオフロードバイクには少し大柄かもしれません。
容量は1.3L。
大型エンデューロモデルや、アドベンチャーモデルで丁度いいサイズ感だと思います。
Lサイズもスマホマウントとして使うことができますが、内部からスマホを入れるのではなく別体のパーツにスマホを入れて上面に貼り付けて使うタイプ。
スマホの出し入れが簡単なのと、車体から離れる際にもスマホを収納しているパーツごと取り外しができるため、スマホマウントとしての使い勝手はLサイズの方が良さそうです。
Mサイズを飛ばしてLサイズになっているだけあって中身はそれなりの収納力。
フタ側はネットのポケット収納があるので、モバイルバッテリーや工具、薄いカードケースなども収納できます。
横:約18.5cm 縦:約12cm 高さ:約7cm
Sサイズより2,3周り大きくなっているため、小物プラスアルファの収納が可能です。
先程Sサイズに入れていたキーケースを入れてみると先程はほぼピッタリだったのに対し、かなり余裕があります。
キーケースやカードケースだけでなく、財布(長財布は不可)などポケットに入れるようなものは全て収納できそうです。
手ぶらで乗りたい場合はもちろん、ロングツーリングなどで他のラゲッジと併用しながらすぐに取り出す可能性があるものを入れておく際などにも便利に使えるラゲッジです。
SサイズとLサイズは大きな差がある
Lサイズの中にSサイズを入れてみると、ご覧の通りエンデュリスタンマトリョーシカが完成します。
そのくらいSサイズとLサイズの大きさは違うので、装着するバイクや、使い方に合わせてサイズを選びましょう。
手ぶらで乗りたい時に必要な荷物を入れたいだけ、など目的がはっきりしていて入れたい荷物のサイズが収まる場合は小柄なSサイズがおすすめ。
手ぶらで乗りたいとき以外にも、ツーリング時など入れる荷物の大きさがはっきりしていないときは柔軟に対応できるLサイズがおすすめです。
もう一点、スマホマウント機能にも大きな差があります。
Sサイズはフタを開けて内側からスマホを入れる仕様ですが、正直スマホを出し入れする作業はそこまでお手軽とは言えません。
止まるたびに毎回やるのは結構大変なので、基本は小物入れとしての使い方が一番使いやすいと思います。
対してLサイズはスマホ用の袋が別体になっているため、袋に入れてマジックテープで貼り付けるだけ。
これなら止まるたびにやっていたとしてもそこまで大きな手間ではないし、大きめのスマホでも入れることができます。
細かいマウント位置も貼り付ける場所次第で調整することができるため、スマホマウントとしての使い勝手は抜群にいいと思います。
個人的に選ぶならSサイズのスマートさは捨てがたいですが、大体の荷物は入ってマウントが簡単に使えるLサイズを選びます。
バイクは125や400以下だとしても、Lサイズを装着すると多少大柄にはなりますが、ここにラゲッジをつけるならLサイズくらいの収納力が欲しいと思いました。
みなさんも用途に合わせてサイズを選んでみてください!