ガエルネのビンテージモデルであるGMX MACH80。
モトクロスが一番熱かった80年代当時のガエルネを現在の技術で再現したモトクロスブーツです。
ビンテージモトクロス好きの僕はGMXを2年ほど使い込んでいるのですが、流石にかなり汚れてボロくなってきました。
今回は白いGMXを洗ってキレイにし、専用シンプレートを付け替えていきます!
2年使い込んだヤレ感
こちらがおよそ2年使い込んだ僕のGMX。
使用頻度は1ヶ月に2〜3回程度で、別のブーツも併用しているためGMXだけを履き込んだわけではありませんが、さすがに2年使うとかなりヤレてきました。
足の馴染み方は最高なんですが、最初の頃に比べるとかなり柔らかくなったと思います。
シフトガードが付いていないため、シフト部分は削れて色が落ちています。
毎回使ったらバイクと一緒に高圧洗浄機で洗っていたんですが、表面的な泥汚れは落ちても、細かいシワに入り込んだ汚れが落ちず、徐々に全体的に黄ばんできました。
一番汚れが目立つのは内側の汚れ。
ここはバイクと直接擦れるため黒く汚れていて、場所によっては色が落ちている部分も。
シンプレートもバイクと擦れたり、レースでの飛び石でグラフィックが剥げてボロボロになっています。
今回シンプレートを付け替えるんですが、どうせならキレイにしてから付け替えたい!ということでまずはキレイに洗ってみました。
真っ白な状態目指して洗う
ブーツを洗う際には専門のケミカルなどもありますが、モトクロスブーツはバイクと同じ泥汚れと油汚れなので、まずは水でブラシ洗いしてみることに。
これで落ちなかったら色々試してみようと思っていたのですが…
水とブラシ洗いでもめちゃくちゃキレイになる…!!
左が洗ったもの、右が元の状態です。
これよりさらに汚れている場合はブーツ用のクリーナーを使ってみてください。
汚れが激しい部分はブラシを使って汚れを掻き出していきます。
さっと洗うだけでもキレイになるところは多かったですが、ブラシでこすると真っ白に戻ったのでゴシゴシやりすぎない程度に洗っていきます。
見違える白さに
こちらが洗ってキレイになったGMX。
最初と比べるとめちゃくちゃキレイになっていると思います。
シフト部も完全真っ白にはなりませんでしたが、黄ばみなどはほとんど無くなりました。
内側の汚れは落ちる部分と落ちない部分ありましたが、擦れ跡も少なくなり、白さを取り戻しました。
一応洗って完全に乾き切る前にも塗り込みましたが、使う前にもう一度ガエルネのウォータープルーフポリッシュを塗り込みます。
これを塗っておけば汚れが浸透しにくいので、キレイな状態を長く保つことができます。
シンプレート付け替えは簡単
シンプレートを付け替えるにはまず6角レンチで各4つのネジを緩めて外していきます。
ネジを緩めてプレートを外してみるとキワの部分に若干泥汚れが残っていたので、外してから洗ったほうがベストかもしれません。
GMX用のシンプレートがこちら。
今回は右側のトリコロールカラーのプレートに変えることにしました。
これまで付いていたプレートと新品のプレートを重ねて見比べてみると、反り方が全然違います。
新品はかなり反っているため、そのままつけようとしてもブーツのネジ穴に合いません。
手で少しだけ反りを戻してあげてからブーツにあてがうと楽にネジ穴を合わせることができました。
そして付け替えたのがコチラ!
ブーツもきれいになっていますが、シンプレートが新しくなると全体がめちゃくちゃキレイに見えます。
このカラーのシンプレートはノーマルではないため、付け替えないとこのグラフィックにはできないんですが、これまでのデザインと大きく変わるので、GMXの新しい一面が見えた気がします。
新品のプレートに付け替えて2日間レースに参戦しました。
2日間フルでGMXだけを履いていたので、かなり汚れましたが、レース結果はギリギリで表彰台に登ることができました(GMXのおかげ?)。
しかしバイクと擦れる内側に関しては激しく使ったのもあってか、元通りくらい汚れました…。
また洗えばいい話なんですが、おそらく一回汚れると革の表面に傷が付いているので、再度汚れやすくなっているのかもしれません。 それに最初の頃に比べてスタンディングで乗る時間が多くなり、ブーツでバイクを挟み込んでいるのでより擦れている時間が長くなっているのかもしれません。
しかし今の所しっかり足に馴染んで、本格的なモトクロスモデルに比べて保護性能は低いですが、運転のしやすさは抜群!
このままさらに使い込んでみようと思います!