ツーリングで貴重品やすぐに取り出したいものなどをすぐ手元に積載できるタンクバック。しかし普通のタンクバックってオンロード車を想定して作られているので、オフ車の場合タンク部分が細すぎて上手くマウントできません。そこは我らがエンデュリスタン。防水防塵でオフ車で使えるタンクバック、サンドストーム4X、サンドストーム4Hのサイズ比較をしていきます!
すぐ取り出すものはこれ一個に
タンクバックの利点はドラムバッグやサドルバックなど、リアに固定して使うものとは違い、まさに手元に置ける所。ライディングの邪魔にならず、コンパクトに収まってくれるのがサンドストームシリーズの魅力です。
取り付け、脱着も簡単でバックル式を採用。前側はフレームの首根っこと上を通し、フロント周りに一切干渉せず通せるので、ハンドリングに影響することもありません(ベルトの形が「A」になってます)。
後ろの固定はバイクの下の方にバックルの受けを固定し、タンクバック側についたバックルを挿して固定します。一見取り付けられる車両を限定しそうな感じがしますが、前後ろ共にベルトの長さを調整できるので、例えバイクの下の方にバックル取り付け位置が無く、少し上の方になってしまったとしてもベルトを調整すれば大丈夫です。
サンドストーム全サイズ比較
サンドストーム4X
サンドストームのサイズは4Xと4Hの2種類。まずは小さい方4Xです。
上面はスマホなどを入れられるスクリーン付きのカバーになってます。iPhoneXSを入れてこのサイズ感なので、iPadなど大きなタブレットは入りませんが、スマホだったら全般入るサイズです。タンクバックと言うと小さくても雑誌が入りそうなサイズが多いですがサンドストーム4Xは更に小さく、よく使う小物や貴重品などを数点入れて満杯のコンパクトさ。
横:約14cm 縦:約20cm
財布とカードケース、大容量のモバイルバッテリーを入れてちょうどよく収まっています。
大きく開くと蓋の裏側にも収納スペース付き。少しだけ工具を入れたり、ちょっとした小物が入れられるので使いこなすとかなり便利です。コンパクトな作りなのでフォルムが気になる方や、必要最低限のものだけタンクバックに入れたい方など、今までタンクバックを使ってこなかった方にもオススメしたいモデルです。
サンドストーム4H
4Xに比べ、高さが大きく増した4H。オフ車に付けられるガチなタンクバックと言えばまさにこのモデルです。上面のカバー部分は同じiPhoneXSを入れてこのサイズ感。
上下左右に少しあまりがあるので、大きなiPadなどは入らずともiPadミニなどの10インチクラスのタブレットなら入れることができます。タンクバックとしての存在感は大きいですが、横幅が細いので乗っているときも違和感は感じません。
横:約21cm 縦:約28cm
4X同様に財布とカードケース、大容量モバイルバッテリーに加え充電系のコードなどをまとめたポーチも追加しましたがまだまだ余裕。
蓋の裏側収納もレベルアップし、蓋付きスペースとファスナーの収納があります。4Xのような工具スペースはありませんが、ソケットなどの小物をファスナーのネットへ、ラチェットやドライバーなど大物を蓋付きの方へ入れられるなど、そこまで重いものは入れられませんが4Xプラスαの容量があります。小物だけでなくちょっとした用品や工具など豪華に詰め込めるサイズなのでオフ車ロングツーリングする方などにオススメです。
まとめ
タンクバックはツーリング時に一番助けてくれるアイテムかもしれません。特に高速道路など、ETCではなく手渡しでやっているライダーは全て手元に収納できるのでオススメです。これならスマホマウントやバイク電源の充電装備、コードなどもいらず、フロント周りがスッキリ収められます。常に付けるのではなく必要なときだけ簡単に取り付けられるサンドストームシリーズ。オフ車で旅するんだったら絶対助かるアイテムだと思います!
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